300万、、あれなんだったのかなぁ。昔話。
- ydjgm272
- 2024年4月18日
- 読了時間: 2分
もう、10年も前の話だし、時効だろうということで書きます。
以前、通っていた関東近郊の古物市場でマクリ(軸装)の山がでました。
要は書初めの半紙が20枚くらいでたと思ってください。
古物市場では、まずスタートの値段を決める人を振り人といいます。
買う方は安く売りたい、売る方は高く売りたい
買う人、売る人の利害は相反しますので
振り人が妥当なスタートラインを決めます。
この金額なら売る人の利益にもなるし、買う人としても悪くないだろうと振り人は決めるわけです。
そのマクリの山は1万円スタート
僕は全然わかりませんでしたが、どんどん値段があがっていきます。
10万を超えた時点で二人が競り合い、結果、300万まで行きました。
テレビ番組だとそのもの由来や価値が高い理由を教えてくれるのですが
古物市場ではそんなことはありません。知識こそが儲けの源泉だからです。
だた、予想を超える高値になると拍手がおこるくらいです。
拍手がおこって、それが何かわからないまま、次の品物が出品されました。
スタート値段を決めた振り人もその価値を知らなかったはずですし
出品した人もまとめて出すくらいだから価値がかわらなかったはずです。
価値があることがわかれば単品でだします。
あれは何だったのか今でも思い出すことがあります。
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